9月に読んだ本
9月に読んだ本を振り返りたいと思います。
お休みが多かった分、読書する時間をたっぷりと取ることができた今月。
今まで行き帰りの電車は思わず寝てしまうことが多かったのですが、すこしずつゆとりができてきて、読書できるようになったのだなと
『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島社文庫)
- 作者: 『このミステリーがすごい!』大賞編集部編
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/02/07
- メディア: 文庫
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★★★☆☆
1作品10分で読める手軽さに惹かれて。このミステリーがすごい!に選ばれた作者だけあり、面白い作品も多数。は読んでいて面白かったです。
作品によって面白さのムラが大きいため、★3つ。
★★★★★
森美登美彦が文学の名作5作品を、京都の怠惰大学生を舞台に書き直した短編集。作品の持つ面白さを残しつつ、全く違う作品に生まれ変わっています。
5作品の中でも特に、「薮の中」「走れメロス」がお気に入り。
★★★★☆
婚約者に婚約破棄をされた主人公が、やりたいこと・ほしいことを書いたドリフターズ・リストをもとに立ち直っていく作品。ちょうど100のリストを書き上げている最中で、主人公と重なる部分が多かった作品。
私も、郁ちゃんにとっての豆を見つけたい。
★★★☆☆
ここ最近、いらいらが酷かったので手に取った本。平常心でいられるコツがたくさん書いてあります。
ただ、「そう考えられないから困ってる」と思うことが多々あり、どうすればいいのか具体的に書いているわけではないので注意が必要かもしれません。
- 作者: 中村 航
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/01/25
- メディア: 文庫
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★★★☆☆
タイトルに惹かれて購入。好きになってほしいなどという自分のエゴまみれの欲求ではなく、相手がよく眠れるようにという愛情にきゅんときたのでした。
おはなしはベタベタのラブストーリー。他人の恋を覗き見したみたいで、なんだか背徳感。恋人同士の会話って、なにも中身がないようで、ふたりの間にはたしかな愛があるものですよね。
★★★★★
ルミネのキャッチコピーで有名な尾形真理子さんの小説。女性なら思わず共感してしまう短編集になっています。服の持つ威力って計り知れないですよね。
ちなみに、いま試着室で考えているのはやっぱり彼のコト。好きな人にすこしでも可愛いって思われたいのは、誰でも同じですよね。
SELF CLEANING BOOK―あたらしい自分になる本
- 作者: 服部みれい
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2011/01/27
- メディア: 単行本
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★★★★☆
大好きなemiさんのブログで紹介されているのを見て手に取った本。
新しい自分になるための方法が書かれていて面白い!
具体的な行動も書かれていて実践しやすいのがいいですね◎
★★★★☆
直木賞を取った本作は、「体を使って遊ばなきゃいけない時がある」という挑戦的なキャッチコピーに惹かれて手に取ったもの。
釧路にあるラブホテル「ホテルローヤル」を舞台に、それぞれの男女の物語が描かれています。ホテルローヤルを舞台にして、一遍ずつ時が逆行していきます。つまり、現代のホテルローヤルからはじまり、最後の話ではホテルローヤル建設時までさかのぼる。
心理描写は少なく、好き嫌いは分かれると思うけれど、わたしは心理描写が少ないゆえに読者側が想像力を掻き立てられるのが気に入りました。
★★★★☆
仕事をただこなすだけでなく、そろそろ工夫を凝らして自分ならではの仕事をしたいなと思い、手に取った本。 考え方や仕事の向き合い方、また仕事だけに関わらず人間関係を円滑にする方法など、とても参考になりました。
本で読んだことを実践してこそ意味があるので、10月からバンバン使っていきたいと思います。
*
先月までと違い、今月はビジネス書をよく読んだ一か月でした。
仕事のやり方にオリジナリティを出したいと思えたことが、4月からの成長した点なのかもしれません。本で読んだことは自分なりにかみ砕き、実践して、自分らしい仕事の仕方を見つけていきたいと思います。
来月は新しい部署に移り、資格試験もあるからなかなか読書の時間も取りづらいけれど、ちまちま読んでいけたらなあと思います。
みなさんの9月はどのような月でしたか?
観た映画で、本で、やったことで今月の自分を振り返ってみてはいかがですか?
▽ブクログレビュー